機械軸ジンジャーウィッチ(37th mp15030)

 


どうも
カントナですД(Д・X・)ノ

今回はポケモンではなくshadowverseについて書いていきたいと思います。

37th seasonにおいてローテーションランクマッチで全試合(正確にはフリーマッチと間違えて潜ったネメシスの一戦がありますが、負けたのでノーカウント)使い続けてきたジンジャーウィッチを紹介していきたいと思います。ちなみに、勝率は7割程度だったと思われます。

 

デッキリスト

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雷鳴の軍神・フニカル×3

フロートボードマーセナリー×3

ルーキーマジシャン・サミー×1

機械生命体×3

ジェットウィッチ×3

魔術の一撃×3

火焔の軍神・ヤヴンハール×3

颶風の軍神・グリームニル×3

機械魔導のゴーレム×3

エンジェルシュート×1

ラブリー★モニカ×3

闇の翼・オリヴィエ×2

氷獄の王・サタン×1

呪いの言霊・ジンジャー×3

至高神・ゼウス×3

未知の求道者・クラーク×3

 

●採用理由

・雷鳴の軍神・フニカル

進化権なしでジンジャーに進化を残しやすくゼウスの進化カウントも稼げるので採用。進化時のラストワードによる除去性能も高く、ジンジャーが来なかったときもゼウスまでつなげやすくしてくれるとても優秀なカードです。

・フロートボードマーセナリー

ドローソースとして採用。低コストに機械カードを多く採用しており、その機械カードを持ってくることで序盤をつなぎやすくできます。

・ルーキーマジシャン・サミー

最初のマリガンでモニカやジンジャーを残すため先攻は2ターン目までに4枚しかカードを引くことができず、その中で使える2コスト(フニカルは使いたくない2コストと考えている)を持ってこなければいけないので確率的に最低10枚入れる必要があり、10÷3の余りの1枚のところに採用しました。ルリアではなくサミーを採用しているのは、ゼウスやオリヴィエよりもまずジンジャーやモニカを進化ターンに合わせて引いておくことが重要であるため序盤からドローする必要があるからです。

・機械生命体

ドローソースとして採用。ジェットウィッチなどと絡めることで2枚以上のドローが可能であり、ジンジャーやモニカなどの必要パーツをより早く揃えやすくできます。また、攻撃力が3あるためビショップのマシンファルコンでバフのかかった2コスフォロワーと相打ちできたりリオードロイヤルに対して序盤から高い打点を出せるのが強いです。

・ジェットウィッチ

1枚から2枚の機械カードをプレイできるので機械生命体や機械魔導と相性がいいため採用。2コストのカードでありながら3コストとしてのムーブもできるため、序盤を安定させるカードとしてとても優秀です。また、ハンドに4,5ターン目で出せそうなフォロワーがない時にプロダクトマシンをキープすることで、トップからヤヴンハールを持ってきた際に他に進化できるフォロワーがいないという問題をなくすことができます。

・魔術の一撃

除去カード&土の魔片を出せるカードとして採用。このデッキは土を使用したクラークによるハンド入れ替えがとても強いため、土アミュレットを出せるカードを1種類は入れておきたいと思いました。その中で、低コストで進化に絡むor除去カードorドローソースとなるカードを探してみたところ、このカードが一番適していると思い入れました。リオードロイヤル以外には基本的に腐らないカードであり、序盤機械ウィッチのような動きをするこのデッキにおいて序盤の除去は意表をつくことができるのでとても優秀なカードだと思います。

・火焔の軍神・ヤヴンハール

進化カウントを稼げるカードとして採用。1ターンに2回進化できるためジンジャーを出せるターンを早めることができるの優秀なカードです。

・颶風の軍神・グリームニル

除去カードとして採用。エンハンスによる効果がこのデッキとマッチしており、1ターンお茶を濁すことができます。また、2/3守護と3コストとして十分な性能をしているので序盤でも使える優秀なカードです。本当は3枚入れたいところですが、進化カードでも機械カードでもないため仕方なく2枚にしました。

・機械魔導のゴーレム

除去カードとして採用。機械ウィッチほどの除去カードとはなり得ませんが、それでも中盤を支えるカードとして優秀です。進化をすることでテトラと同じようなムーブをすることができるのも強いです。

・エンジェルシュート

エイラやリーシェナ、冥府対策として採用。特に6ターン目ハデスからの9ターン目ソウルストリームのムーブがキツいと感じたため入れました。結果としてエイラやリーシェナに対してもより勝ちやすくなるため、1枚入れていいカードだと思います。

・ラブリー★モニカ

進化カウントを稼ぐカードとして採用。進化を絡めた除去がとても優秀なカードです。ですが、やはりこのカードの一番の強みはジンジャーの言霊によって本来7コストのマジカルビースト・モーラをほとんどデメリット無しで1コストとしてプレイできるところです。進化カウントを稼げジンジャーの言霊との相性がいいというジンジャーと一番噛み合っているカードなので入れない理由がありません。

・闇の翼・オリヴィエ

進化カウントを稼ぐカードとして採用。終盤の進化権が切れたタイミングで更に進化をすることができるので盤面を取りやすくなります。ジンジャーの言霊によって1コストにすることでPPを回復することができ、1ターンにそのターンのPP以上のコストを使いながら進化できるというとても強いムーブができます。非常に強力なカードですが、終盤まで必要のないカードなので2枚にしています。

・氷獄の王・サタン

4枚目のフィニッシャーとして採用。ゼウスが引けない時やゼウスを除去として使ってしまった時にフィニッシャーとなるカードが必要だったので入れました。エイラビショップやリーシェナネメシスのようなアミュレットを軸としてくるデッキには刺さります。また、土+クラークのムーブと合わせることでコキュートスカードを一気に9枚ハンドに加えることができ、非常に強力な盤面を作ることができます。

・呪いの言霊・ジンジャー

このデッキの軸であるカード。ファンファーレや継続効果をもつ強力な高コストカードを1コストで出せるようにするムーブは非常に強力です。

・至高神・ゼウス

フィニッシャーとして採用。運要素が強いですが、スタッツを上げながら1ターンで非常に高い打点を出せたり、大量回復できたり、大型守護となり得るカードであるため、ジンジャーの言霊で出す価値が非常に高いカードとなっています。

・未知の求道者・クラーク

ドローソースとして採用。ジンジャーの言霊と合わせて使うことでPPのほぼ倍のPPを使用しながらハンドを回復することができる非常に強力なカードです。また、アクセラレートで使うことで顔に3点を出せるためリーサルを狙う時にも使えます。

 

●採用しなかったカード

・プリンセスウィッチ・メルヴィ

2ターン目にマシンエンジェルをプレイされることが少なくなり、1ターン目にプレイするメリットがほぼなくなってしまって後攻4ターン目のヤヴンハールと合わせるムーブくらいしか強いムーブがなく、むしろハンドを減らす要因となってしまうので入れませんでした。

・蒼の少女・ルリア

上に書いた通り、ゼウスやオリヴィエをサーチするよりも、序盤のドローによってジンジャーやモニカにつなぎやすくする方が重要であるためサミーを優先しました。

・マナリアリッチボーイ・シラティ

ドローソースでも進化カードでも機械カードでもないので入れませんでした。特に入れるメリットもないと思います。

・マナリアの竜姫・グレア

進化時の効果が優秀でこのデッキとマッチしていますが、機械カードの方が優先だと考えて入れませんでした。

・蒼の反逆者・テトラ

機械カードで進化時効果も優秀なのですが、マーセナリーで持ってくるカードは3ターン目におけるカードにしたいのと、6ターン目までにヤヴンハールと一緒に出せないフォロワーをできるだけ少なくしておきたかったので入れませんでした。

・神託の妖童・アルルメイヤ

ドローソースとして優秀なのですが、高コストカードを増やすと序盤の事故を増やしてしまうため入れませんでした。

 

●マリガン

基本

・先攻

 ジンジャー、モニカ、マーセナリー、サミー、機械生命体、ジェットウィッチはキープ。上の2コストが1枚ある場合、魔術の一撃、グリームニル、機械魔導もキープ。

まずは、上記の2コストを引きにいく。ジンジャー、モニカは引きにいかなくてよいです。

2,3ターン目のムーブが見えている場合、残り1枚はジンジャー、モニカを引きにいきます。

・後攻

ジンジャー、モニカ、マーセナリー、サミー、ジェットウィッチ、魔術の一撃はキープ。上の2コストが1枚ある場合、グリームニル、機械魔導もキープ。ジェットウィッチがある場合、機械生命体をキープしてもよいです。

他は先攻と同じでよいです。

対ビショップ

先攻後攻両方とも、どんな2コストカードでもキープ。2コストカードを全力で引きにいきますが、ジンジャー、モニカはキープします。

フォロワーを残してしまうとエイラのバフ対象となってしまうので、できるだけ相手フォロワーを残さないようにするためにこのようなマリガンをします。

対ロイヤル

魔術の一撃は残さず、フニカルやヤヴンハールもキープします。

2,3ターン目のムーブが見えている場合、クラークもキープします。

リオードロイヤルは序盤からどんどんフォロワーを並べて顔を詰めていく必要があるためこのようなマリガンをします。

※アディショナルカードが追加されてからミッドレンジ?進化?ロイヤルのようなデッキも割とあたるようになったので魔術の一撃もキープしていました。環境をみてマリガンを変えてください。

対ネメシス、ネクロ

先攻の機械生命体を処理する手段を持っている可能性が高いので、機械生命体を返してもいいです。直感で相手が除去札を持っているかどうか判断しましょうw (返したほうが安定はするかと思います)

 

●立ち回り

・序盤(進化までのターン)

基本的にはドロー>盤面で進めていきますが、進化を絡めても盤面を取り返せそうにない場合は盤面を意識した出し方をします(進化を絡めたムーブが非常に強いデッキなので、まずはドロー優先で考えていいと思います)。

ドローカードは、まずマーセナリーを優先して出していきます。他のドロー要素(ターン開始時のも含める)はどのカードも持ってこれるのに対し、マーセナリーは機械カードしか持ってこれないので、マーセナリーで先に機械カードを減らすことで他のドローの際にジンジャーやモニカを持ってくる確率を上げられるためです。

・中盤(進化ターン)

ジンジャーを引けている場合はもちろん、ジンジャーがなくてもモニカを引けている場合もどんどん進化を切っていきます。相手にフォロワーがいなくても進化を切っていってゼウスの進化カウントを稼いでおくことでリーサルを狙える可能性を高めていったほうがいいです。もちろん、7,8ターン目に進化を残しておいたほうがいい状況なら残していいです。

ジンジャーもモニカもない場合は、進化せず盤面を処理できるなら進化権を温存しておいたほうがいいです。ですが、進化しないと盤面を取られてしまう場合は進化を切ったほうがいいと思います。

・終盤(通常の進化権が切れた後)

・ジンジャーに進化を切れている場合

ジンジャーの言霊でPPアドバンテージをとって強力な盤面を作ることを意識して立ち回ります。言霊の使い方は下に詳しく書きます。

・ジンジャーに進化を切れていない場合

オリヴィエやフニカルの無料進化、モーラがハンドに加わっている場合はその進化も使って進化カウントを稼ぎながら10ターン目につなげられるように相手に合わせた除去で耐えましょう。

・このデッキ特有の動き

・フニカルの進化

これは他のデッキの場合でも言えることかもしれませんが、結構相打ちしてくる場合が多いので書きました。5ターン目でもフニカルは相打ちになってしまう場合で、他に2コスト進化でも相打ちしながら横展開ができる場合、機械魔導やモニカなどで一方的にとれる場合、魔術の一撃で盤面をとれる場合はフニカルを温存します。また、場に残ってるフォロワーの進化で盤面をとれる場合はフニカルをエンハンスでプレイしながら進化権も使ってフニカルを残せるようにします。

・機械魔導のゴーレムの使い方

このデッキは処理を機械魔導に一任しているわけではないので、3ターン目でも他に使えるフォロワーがない時や他のフォロワーだと盤面が辛くなる場合は使っていきます。また、進化を切ることで攻撃力3以下のフォロワーを一体取りながら体力を全回復して2点を飛ばすという強いムーブができるので、進化ターンに使っていくことも多いです。5ターン目に進化を切れそうな時にジェットウィッチのプロダクトマシーンを残しておくことで2点を2回飛ばして盤面を取りながら5/4と1/1をおくことができます。

・土の魔片をおくタイミング

基本的にPP1余っているタイミングで置いていいです。特にジンジャーが引けていない時はクラークを10コストで使うので早めに置いておいたほうがいいです。

・ジンジャーの言霊

基本的にはモーラに使っていきます。

回復や守護をおいたほうがいい盤面である時はゼウスに使います。リーサルが見えそうなくらい進化カウントが溜まっている時や次のターンにクラークでハンドを流すムーブが見えている時も切っていいと思います。

ハンドが低コストばかりで土がある時はクラークで早めにハンドを入れ替えていきます。8ターン目以降ならクラークを使ってからヤヴンハールフニカルのムーブができる可能性があるので早めから使って問題ないです。ヤヴンハールを置いてからクラークを使うことで進化につなげられる可能性が高いので置いておくべきです。またモーラやジンジャーを先に置く場合はクラークを使ってから進化を切るべきです。また、単純にPPを回復することでゼウスを使える時や強力な盤面を作れる時に使うこともあります。

モーラがハンドにない時に進化をしたい時はオリヴィエに使います。基本的にはモニカや機械魔導を進化させます。ヤヴンハールと合わせられたり機械生命体と合わせて多くドローをできたりします。また、PPを回復してエンジェルシュートやクラークのリーサルを狙える場合は使っていきます。

土+クラークのムーブが見えている時やドローが見込めなさそうなハンドをしている時は早めにサタンに使っていきます。特にクラークにつながる時は非常に強力なムーブができるので使っていきましょう。ベヒーモスを言霊と合わせて使うことで1ターンに最大14点、進化できると16点出すことができ、リーサルを狙いにいけます。

オリヴィエを絡めながらヤヴンハールを使いたい時にヤヴンハールに使うこともあります。言霊は進化してもスタッツが上がらないというデメリットがありますが、ヤヴンハールは元々スタッツが上がらないので使い得です。

ハンドが溢れそうだけど使っても強いカードがない時はエンハンスを持っていない2コストに使っておきましょう。

 

●おわりに

このデッキは特に不利なデッキがなく(強いて言うなら冥府ネクロ)、こちらのパターンに入ってしまえばだいたい勝てるデッキです。

中盤、終盤ずっと選択肢が多く、慣れるまでは難しいかもしれません。特に終盤は使うカードが多くなるため時間切れになることがあると思います。しかし、パターンがわかってくると10連勝とかもできるようになると思います。

結構考えることが多く面白いデッキなので、あまり環境が変わらなくて少し飽きてきている方とかは是非使ってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

ということで今回はこの辺で

 

 、(・ω・)ノシ