どうもカントナですД(Д・X・)ノ
今回は環境中期あたりからずっと使い続けてきたバンバドロ入り構築を書いていきたいと思います。
とは言っても、最初にバンバドロを使ったのはWCSルールが始まってすぐでした。あのころはカプ系はほとんどコケコしかいなく、フェアリー弱点のガブリアスが使いにくいのではと思っており、またスカーフボーマンダやブルルを使ってみたかったこともあり、地面枠としてバンバドロを採用していました。(ボーマンダ:スカーフ ウツロイド:珠 カプ・ブルル:チョッキ テッカグヤ:眼鏡 ランターン:電気Z バンバドロ:食べ残し) しかし、構築にトリックルームがなかったことやバンバドロ自体耐性がそんなになく受け出ししにくいことからあまり選出されず、構築で重かったカミツルギを見るためにガラガラに変えてしまいました。
この後は、年明ける前までは地面枠としてヤチェガブやチョッキガブを採用したり、地面枠無しで電気受けをガラガラにしたりしていました。バンバドロのカモであるギガイアスがこのころ増えてきていましたが、だいたいガブリアスでどうにかなっていたのでバンバドロを使うには至りませんでした。年明けるくらいから所謂AFKと呼ばれる並びが流行はじめ、そういった構築に刺さる地面Zガブリアスを起用することが多くなりますますバンバドロに焦点が当たることがなくなってしまいました。
地面Zガブリアスは関東グロリアあたりを境に読まれやすく対策をよくされてきていたため使いづらくなったと感じ始めていましたが、今度はスカーフガブリアスが環境に刺さっていたためそちらを地面枠として採用することが多くなりました。ポリ2ギガイアスがこのころから流行り始めてきていましたが、それでもスカガブの方が刺さっていると思いました。
しかし、スカガブの対策は割と簡単にしやすく、2週間くらいであまり刺さらなくなってきてしまいました。地面Z、スカーフというガブリアスを生かせる持ち物2つが使いづらくなり、いよいよガブリアスを採用する理由がないと感じ始めていた時にギガイアスに圧倒的に強いバンバドロを使ったトリックルーム構築を使えば刺さるのではと感じ、使い始めました。
最初に使ったのはアリーナオフで使ったこの構築でした。
フェローチェテテフスイッチ-アリーナオフベスト12(メモ程度に書きます) - カントナグロスのポケモン日記*(ランラン^o^ルー)/*
この時はバンバドロをほとんど使ったことがなく、また相手でも見たことがほとんどなかったのでどういう風に使うのが一番強いのかわからず、とりあえずトリル下の制圧力を上げるためにより多くのポケモンを倒せるようにと考え、ポリ2より遅く普通のバンバドロではどうしようもなさそうなオニシズクモを見るために岩Zを持たせてみました。しかし、実際にはオニシズクモには一回も当たらず岩Zを持たせた意味がほとんどありませんでした。この時、バンバドロではテッカグヤを突破しづらくまたトリルアタッカーとしてギガイアスの横にいるポリゴン2、対トリルとして使われることの多いカビゴンあたりを同時に見れる格闘Zバンバドロがいいと思いました。もともと格闘Zも持ち物の候補として挙げていましたが、ここで確信しました。格闘技を切っているバンバドロもいるらしいですが、正直それはバンバドロの強さを生かし切れていないと個人的には思っています。むしろ格闘技があるからこそ使う価値があると思っています。
この後は基本的にずっとポリ2バンバドロを軸として構築を組んできました。ポリ2バンバドロは水(主にレヒレ)やキュウコンがキツイためコケコもだいたいの構築に入ってきました。コケコポリ2バンバドロ@3となり、Sの速いアタッカーとしてカミツルギやウツロイド、威嚇枠としてウインディやギャラドス、残り一枠は保管枠として組んでいました。
2月下旬にあった関西グロリアでは
カプ・コケコ:襷 カミツルギ:スカーフ ウインディ:珠 カプ・テテフ:超Z ポリゴン2:輝石 バンバドロ:格闘Z
を使いましたが、このころはちょうど環境が1周回ってきていたころでテッカグヤウインディという組み合わせが入った構築が多くスカーフカミツルギがほとんど使えなかったのでほとんど5対6となるような試合となり、4-3で予選落ちしてしまいました。
この後も構築は考えていましたが、次出る大会が約1か月後のグロリアラスチャレであったため、そこまでポケモンモチベが上がらずShadowverseをよくやっていましたw そんな中でポリ2バンバドロ構築を考えていた時に、今まではトリルで攻められそうならトリルをするという感じで基本的にはSの速い4枚で戦う構築を組んでいましたが、もう一枚トリルアタッカーを入れてスイッチ要素を強くしていった方がいいのではと思い、トリルアタッカーとして優秀なはずだがギガイアスに場所を取られ強さの割に活躍しきれていなかったオニシズクモがバンバドロと組むには最適だと思い組んでみました。しかし、その直後にこの3枚を使った構築が海外の大会でベスト4に入ってしまい、対策されるのではと警戒して1週間後にあるラスチャレに向けて違う構築を考えることにしました。その構築はその頃ポリ2バンバドロ同じく環境に刺さっていると考えていたカミツルギウツロイドという組み合わせを入れた追い風構築でした。しかし、WCS17においてそれまで一回も追い風構築を使ったことがなく、うまく使いこなせそうにないと感じたため、やはりポリ2バンバドロを使うことにしました。そこで、それまで考えていたコケコポリ2バンバドロオニシズクモに先ほど言ったカミツルギウツロイドを組み合わせたら強い構築になるのではと思い組んでみました。
ラスチャレで使った構築
カプ・コケコ:10万ボルト マジカルシャイン めざ炎 守る@珠
カミツルギ:リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 見切り@襷
ウツロイド:パワージェム ヘドロ爆弾 めざ氷 守る@帯
ポリゴン2:冷凍ビーム 10万ボルト トリックルーム 自己再生@輝石
オニシズクモ:アクアブレイク 毒毒 ワイドガード 守る@水Z
結果は予選5-2決勝トーナメント0回戦負け
予選では勝ったSejunさんに決勝トーナメント0回戦でまた当たり、テテフライドに対する立ち回りを読まれ負けてしまいました。ポリ2バンバドロオニシズクモを実際に回すのはこの時が初めてだったにも関わらずかなり使いやすいと感じたので、調整をすればまだ使える構築ではあると思いましたが、やはりポリ2ギガイアスの方が無難で強いのではとも感じ始めていたので、今後バンバドロを使わないかもしれないと思い一旦格闘ZバンバドロをTwitterに公開。
しかし、DJパやテテフライド、テテフジーナ、GACTなどいろいろと回していましたが、どれも強いのですがしっくりは来ていませんでした。
その頃、Showdown以外のどこかいい調整場所はないか探していたところECS4を勧められ出てみることにしました。結局この時は上に挙げた構築ではなくいつものポリ2バンバドロにすることにしました。
ECS4で使った構築
ファイアロー:ブレイブバード フレアドライブ 追い風 守る@飛行Z
カミツルギ:リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 ギガインパクト@スカーフ
ウツロイド:パワージェム ヘドロ爆弾 10万ボルト 守る@珠
ポリゴン2:冷凍ビーム 10万ボルト トリックルーム 自己再生@輝石
オニシズクモ:アクアブレイク 毒毒 ワイドガード 守る@水Z
バンバドロ:10万馬力 インファイト ヘビーボンバー 岩雪崩@ハチマキ
結果は10-2 1613 10位
ラスチャレの時にマッシブーンが重いと感じたのでコケコをファイアローにしてみました。その結果3Z構築になってしまったのでバンバドロを格闘Zと同じくらいの火力が出るハチマキにしました。強かったですが、フィールドを変えられないことやバンバドロが守れないことが欠点となってしまい、また追い風があまりあっていないと感じ改良の余地があると思いました。
ファイアロー自体はPTで重いカミツルギを見れるポケモンなので合っていると思い変えてよかったと思いましたが、ここで格闘Zバンバドロを邪魔してしまっているオニシズクモの枠が怪しいと思い、そこを変えるのがいいのではと思いました。欠点だと感じたフィールド枠を入れたいと思い、トリルアタッカーになれそうなレヒレかブルルで考えましたが、水タイプが欲しかったのでレヒレを入れてみることにしました。レヒレはトリックルーム下でも十分戦えて且つ追い風下でも使えるポケモンなのでPTに合っていると思いました。また、レヒレはバンバドロできついオニシズクモに相性が良くバンバドロとの相性もいいと思いました。
ファイアロー:ブレイブバード フレアドライブ 追い風 守る@飛行Z
カミツルギ:リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 ギガインパクト@スカーフ
ウツロイド:パワージェム ヘドロ爆弾 10万ボルト 守る@珠
カプ・レヒレ:濁流 ムーンフォース 熱湯→草結び 黒い霧@眼鏡
ポリゴン2:冷凍ビーム 10万ボルト トリックルーム 自己再生@輝石
バンバドロ:10万馬力 インファイト ヘビーボンバー 守る@格闘Z
JCS A日程 B日程で使用しました
A日程 16-4 1663
B日程 15-5 1644(最高1679)
2日程やってみて気付いたことが、1600を越えるとDJパやDJコケコ(トゲデマルがカプ・コケコに変わったPT)によく当たるようになり、負け試合の半分くらいがそのPTだったので、これはまずいと思い、改良点を探しました。そこで思ったのが、前々から思っていたファイアローの枠が怪しいということです。対カミツルギを考えて入れているポケモンですが、耐久がないためカミツルギと対面する前に倒されるということが少なくなく、役割を果たすことができていないと思いました。そこで再び目をつけたのが、めざ炎カプ・コケコでした。以前はマッシブーンが重かったですが、眼鏡カプ・レヒレを入れることでその問題は割と解決されていたため、カプ・コケコにしても問題ないと思いました。
C、D、E日程で使った構築はEMOLGAMEの方に載せていただきました。
詳しくはこちらを見てください
http://augurosucantona.hatenablog.com/entry/2019/12/11/105506
本当は大正義で使ってから上げようと思っていましたが、この構築はマッシブーンやメタグロスが重くそれらのポケモンが環境に増えてきている(と思われる)ので別の構築を使った方がいいと思い載せました。
以上、冴えない泥馬(バンバドロ)の育て方 でした。